1: 西独逸φ ★ 2013/08/15 09:44:48
きょう15日は68回目の終戦の日だというのに、中国、韓国との関係はかつてないほど冷え切っている。
日中韓の3カ国は昨年末から今年にかけて安倍晋三首相、習近平国家主席、朴槿恵大統領と最高指導者が交代し新
しい関係をつくり直すきっかけだったにもかかわらず、いまだに日本と両国との首脳会談が実現していない。
互いにナショナリズムと不信感を増幅させ、関係は悪化するばかりだ。打開の糸口さえ見えない。
共通しているのは、沖縄県・尖閣諸島、島根県・竹島をめぐる領有権問題と日本の政治家の歴史認識をめぐる発言
に対する中韓の反発である。
日本の民間非営利団体と中国英字紙による世論調査によると、相手国に「良くない印象を持っている」と答えた人
は、日本が90・1%、中国が92・8%で、2005年の調査以来、最悪の数字だ。
中国に至っては軍事紛争が「起きる」と答えた人は52・7%に上る。わずかな救いは、日中関係が「重要」と答
えた人が日中双方とも7割を超えていることだ。
一方、15日は韓国にとって日本の植民地支配から独立したことを祝う「光復節」である。最大野党の民主党国会
議員らが13日、竹島に上陸した。「日本の右傾化と軍国主義復活の動きに警告するため」と上陸の理由を説明した。
日本では在日韓国・朝鮮人にヘイトスピーチ(憎悪発言)が投げつけられている。偏狭なナショナリズムの応酬では
関係改善は遠のくばかりだ。
【【沖縄タイムス社説】終戦の日だというのに日中韓の関係はかつてないほど冷え切っている 共生の道をどう探るか】の続きを読む
日中韓の3カ国は昨年末から今年にかけて安倍晋三首相、習近平国家主席、朴槿恵大統領と最高指導者が交代し新
しい関係をつくり直すきっかけだったにもかかわらず、いまだに日本と両国との首脳会談が実現していない。
互いにナショナリズムと不信感を増幅させ、関係は悪化するばかりだ。打開の糸口さえ見えない。
共通しているのは、沖縄県・尖閣諸島、島根県・竹島をめぐる領有権問題と日本の政治家の歴史認識をめぐる発言
に対する中韓の反発である。
日本の民間非営利団体と中国英字紙による世論調査によると、相手国に「良くない印象を持っている」と答えた人
は、日本が90・1%、中国が92・8%で、2005年の調査以来、最悪の数字だ。
中国に至っては軍事紛争が「起きる」と答えた人は52・7%に上る。わずかな救いは、日中関係が「重要」と答
えた人が日中双方とも7割を超えていることだ。
一方、15日は韓国にとって日本の植民地支配から独立したことを祝う「光復節」である。最大野党の民主党国会
議員らが13日、竹島に上陸した。「日本の右傾化と軍国主義復活の動きに警告するため」と上陸の理由を説明した。
日本では在日韓国・朝鮮人にヘイトスピーチ(憎悪発言)が投げつけられている。偏狭なナショナリズムの応酬では
関係改善は遠のくばかりだ。