1: 依頼@マドハンド ★@\(^o^)/ 2014/09/14(日) 02:07:37.57 ID:???.net
韓国に行く奈良智辯学園高校の修学旅行が伝える日韓の新たな距離 「日本に味方するとプライバシーが暴かれる」苦悩も……
奈良智辯学園高校の元教諭は「まだ当時は日本に反発がありましたし、非常に冒険だったわけです。
危険だったこともあります」と語る。もちろんまだまだ戦時中の記憶が色濃く残る1970年代に、修学旅行先を韓国に選ぶ高校はなかった。
日本テレビで放送された『NNNドキュメント 歴史に挑む高校生 日韓40年目の修学旅行』は、日韓の生徒たちの交流を描いたドキュメンタリーだ。
僕にはわずか30分弱の放送尺の中で多くの問題と希望が見えた。
被写体である生徒たちの言葉や表情をまっすぐに捉えた映像と、それを出来るだけ加工せずに伝えようとする制作者の真摯な構成を、その番組から感じたからだ。
だが、この映像に心が揺さぶられるのは、残念ながら、日本とと韓国の間にまだまだ課題があることを知っているからでもある。
番組中にも、靖国を参拝する安倍晋三首相の映像と、パク・クネ大統領の「加害者と東社の歴史的立場は千年の歴史が流れても変わることはない」という政治レベルの対立を見せるシーンがある。
それでも制作者たちは奈良智辯学園高校の生徒たちに寄り添い、極めて身近な視点で国際交流を記録した。
1974年当時の韓国は軍事政権下にあり、現在よりもずっと閉ざされた国だった。
それでも同校が修学旅行に行った理由は「とにかく同じ世代の生徒たちがどう考えているのか、直に話し合ってもらったらどうだろうかと」という、人と人とが交流する力を信じているからだろう。
以来、奈良智辯学園高校では40年間ずっとこの修学旅行が続けられている。
かつて韓国に修学旅行に行った父や母が、その子どもたちを送り出す立場になっていた。
卒業生たちは修学旅行後の交流で「(韓国の高校生が)軍服を着た写真を送って来た時にグッと来ましたね。
断れないのかな」という当時の実感を語り、元教諭は「同じ年代の子が鉄砲を持って行進するんですよね。
ウチの生徒たちはびっくりしたんじゃないですか」と話す。要するに、知識で知ることと、体験は全く違うのだ。
その大きさを両親は実感たからこそ、彼らの子どもたちにも教えたいと願っているのではないだろうか。
それでも今回の修学旅行には問題があった。出発の5日前にセウォル号の沈没事故が起きたのだ。
学校側は、様々な選択肢を検討したに違いないが、校長はカメラの前で「不安があったのは事実ですが、とにかくいろんな機関を信頼させて頂き、保護者にもご理解頂く」と言い切る。
その覚悟の成果は、交流をする日韓の生徒たちの表情に現れていた。
例えば韓国の漢陽工業高校では、歓迎する場が設けられ、プレゼントを交換する時も、互いに不自由な日本語と韓国語と英語を一生懸命に話して会話の糸口を探し、写真を撮っている。
そんなわずかな時間を過ごしただけで、日本の女生徒は「遠いと思っていたけど近かった」と微笑み、韓国の教員は「涙が出るほど感無量です」と言っていた。
(続きます)
サイゾー 9月13日(土)10時0分配信
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140913-00010000-cyzoz-soci
奈良智辯学園高校の元教諭は「まだ当時は日本に反発がありましたし、非常に冒険だったわけです。
危険だったこともあります」と語る。もちろんまだまだ戦時中の記憶が色濃く残る1970年代に、修学旅行先を韓国に選ぶ高校はなかった。
日本テレビで放送された『NNNドキュメント 歴史に挑む高校生 日韓40年目の修学旅行』は、日韓の生徒たちの交流を描いたドキュメンタリーだ。
僕にはわずか30分弱の放送尺の中で多くの問題と希望が見えた。
被写体である生徒たちの言葉や表情をまっすぐに捉えた映像と、それを出来るだけ加工せずに伝えようとする制作者の真摯な構成を、その番組から感じたからだ。
だが、この映像に心が揺さぶられるのは、残念ながら、日本とと韓国の間にまだまだ課題があることを知っているからでもある。
番組中にも、靖国を参拝する安倍晋三首相の映像と、パク・クネ大統領の「加害者と東社の歴史的立場は千年の歴史が流れても変わることはない」という政治レベルの対立を見せるシーンがある。
それでも制作者たちは奈良智辯学園高校の生徒たちに寄り添い、極めて身近な視点で国際交流を記録した。
1974年当時の韓国は軍事政権下にあり、現在よりもずっと閉ざされた国だった。
それでも同校が修学旅行に行った理由は「とにかく同じ世代の生徒たちがどう考えているのか、直に話し合ってもらったらどうだろうかと」という、人と人とが交流する力を信じているからだろう。
以来、奈良智辯学園高校では40年間ずっとこの修学旅行が続けられている。
かつて韓国に修学旅行に行った父や母が、その子どもたちを送り出す立場になっていた。
卒業生たちは修学旅行後の交流で「(韓国の高校生が)軍服を着た写真を送って来た時にグッと来ましたね。
断れないのかな」という当時の実感を語り、元教諭は「同じ年代の子が鉄砲を持って行進するんですよね。
ウチの生徒たちはびっくりしたんじゃないですか」と話す。要するに、知識で知ることと、体験は全く違うのだ。
その大きさを両親は実感たからこそ、彼らの子どもたちにも教えたいと願っているのではないだろうか。
それでも今回の修学旅行には問題があった。出発の5日前にセウォル号の沈没事故が起きたのだ。
学校側は、様々な選択肢を検討したに違いないが、校長はカメラの前で「不安があったのは事実ですが、とにかくいろんな機関を信頼させて頂き、保護者にもご理解頂く」と言い切る。
その覚悟の成果は、交流をする日韓の生徒たちの表情に現れていた。
例えば韓国の漢陽工業高校では、歓迎する場が設けられ、プレゼントを交換する時も、互いに不自由な日本語と韓国語と英語を一生懸命に話して会話の糸口を探し、写真を撮っている。
そんなわずかな時間を過ごしただけで、日本の女生徒は「遠いと思っていたけど近かった」と微笑み、韓国の教員は「涙が出るほど感無量です」と言っていた。
(続きます)
サイゾー 9月13日(土)10時0分配信
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140913-00010000-cyzoz-soci
http://r.2ch.sc/test/read.cgi/news4plus/1410628057/: 【【法則発動!】韓国に行く奈良智辯学園高校の修学旅行が伝える日韓の新たな距離 「日本に味方するとプライバシーが暴かれる」苦悩も】の続きを読む