<米推計>中国、27兆円介入か 7~9月、元買い
毎日新聞 10月20日 11時17分配信
【ワシントン清水憲司】米財務省は19日、中国当局が7~9月に総額2290億ドル
(約27兆3500億円)に上る大規模な人民元買い・ドル売りの為替介入を行ったとの
推計を明らかにした。同省は「中国は7月以降、株安と投資家の不安心理を背景に
資金流出が加速した」と分析。為替介入は、中国経済の減速に伴う急激な元安と
資金流出を抑えるのが目的とみられる。
米財務省が半年に1度、議会に提出する為替報告書で推計を示した。それによると、
中国当局による介入額は7月に500億ドルだったが、8月は中国人民銀行
(中央銀行)が一時、元相場を大きく切り下げ、元売り圧力が強まったことを反映し、
1360億ドルに拡大。9月は430億ドルに縮小したが、中国当局が過度な
元安阻止に向け、大規模介入に乗り出していたことが浮き彫りになった。
ただ、報告書は、中国が巨額の経常黒字を計上していることから、元相場の
下落圧力は「一時的」と指摘。元の水準についても「中期的に適正な水準を
引き続き下回っている」と懸念を示し、元安をテコにした輸出依存の経済を
消費主導に転換するためにも「元高が重要」との見解を示した。報告書は元について、
これまで「大幅に過小評価されている」と批判してきたが、今回は表現を緩めた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151020-00000023-mai-bus_all
毎日新聞 10月20日 11時17分配信
【ワシントン清水憲司】米財務省は19日、中国当局が7~9月に総額2290億ドル
(約27兆3500億円)に上る大規模な人民元買い・ドル売りの為替介入を行ったとの
推計を明らかにした。同省は「中国は7月以降、株安と投資家の不安心理を背景に
資金流出が加速した」と分析。為替介入は、中国経済の減速に伴う急激な元安と
資金流出を抑えるのが目的とみられる。
米財務省が半年に1度、議会に提出する為替報告書で推計を示した。それによると、
中国当局による介入額は7月に500億ドルだったが、8月は中国人民銀行
(中央銀行)が一時、元相場を大きく切り下げ、元売り圧力が強まったことを反映し、
1360億ドルに拡大。9月は430億ドルに縮小したが、中国当局が過度な
元安阻止に向け、大規模介入に乗り出していたことが浮き彫りになった。
ただ、報告書は、中国が巨額の経常黒字を計上していることから、元相場の
下落圧力は「一時的」と指摘。元の水準についても「中期的に適正な水準を
引き続き下回っている」と懸念を示し、元安をテコにした輸出依存の経済を
消費主導に転換するためにも「元高が重要」との見解を示した。報告書は元について、
これまで「大幅に過小評価されている」と批判してきたが、今回は表現を緩めた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151020-00000023-mai-bus_all
http://awabi.2ch.sc/test/read.cgi/news4plus/1445315326/:
【【中国バブル崩壊!】中国「27兆円の為替介入か!」 7~9月、元安抑える狙いー米財務省推計】の続きを読む