1: ロンメル銭湯兵 ★@\(^o^)/ 2015/10/01(木) 22:01:30.66 ID:???.net
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 朴槿恵(パク・クンヘ)大統領が中国での戦勝節の閲兵式に参加したのは、韓国外交の全防衛的拡散という言葉で説明することが
できるだろう。外交というもの自体が拡散を意味しており、あちらこちらに進出することをいうためだ。だからといって、原則もなしにやたらと
進出することが外交かといえばそうではないだろう。一本の原則を打ち立て、それに合わせて合目的的に進出するのが外交「戦略」だ。

 韓国の外交原則に該当するのはもちろんのこと、韓国と米国の間にあるような自由、民主、人権、市場価値といった同盟だ。
そしてこの原則を貫きながら、韓国とは違う価値観を有する中国のような国とも互恵的な関係を築いていかなければならない。
これが韓国外交の優先順位といえるだろう。ここに混線があってはならないのだ。

 こうした基準から見た場合、今回中国で行われた戦勝節の閲兵式は価値的には韓国が抱き込むには無理のある行事だった。
それは毛沢東の「第3世界の革命論」と伝統的中華主義を適当に取り込んだ新版「中原帝国」の軍事的「力による一大デモ」だったからだ。
分列行進に参加した海外10カ国のうち大多数は、反自由主義で権威主義政権だった。このうちの一国という立場でこれに参加するのは
非常に場違いで、後味の悪さだけが残る羽目となった。

 にもかかわらず、大韓民国の大統領があえてこの行事への参加に踏み切ったのは、こうした「必要性」に応じた方便的措置にすぎない。
北朝鮮と対峙(たいじ)している現実で、韓国が中国と親しく付き合っていかなければならない「必要性」を表現したわけだ。しかし、
われわれは果たして抗美援朝(米国に対抗して北朝鮮を支援する)を行ってきた中国をたやすく味方と呼べるようになるだろうか。
「北の崔竜海(チェ・リョンヘ、朝鮮労働党書記)が冷遇されて帰っていったではないか」と言うだろう。しかし、事情はそんなに簡単ではない。

 韓半島(朝鮮半島)政策をめぐる中国内部の論争を見ると、中国が韓国の味方になるとは到底思えない。「伝統主義者」たちの抱く
北朝鮮に対する執着がとても強いからだ。こうした伝統主義者たちは、たとえ金正恩(キム・ジョンウン)第一書記がいぶかしい行動を
取ったとしても、北朝鮮を絶対あきらめてはならないと主張する。これに対して「戦略論者(strategist)」たちは、北朝鮮の肩を持つことは
中国にとって何らの利益になり得ない、と対立してはいる。南京軍区副指令官だった王洪光、共産党中央委員会が発行する
『学習時報』の副編集長を務めた鄧聿文、復旦大学教授の沈丁立らがそうだ。これら戦略論者たちの主張はこうだ。

 「世界的な世論からすると北朝鮮と肩を組むのは利益よりもコストがより多く掛かる」「北朝鮮が東アジアの核拡散を触発して戦争を
誘発すれば、中国を巻き込むことになる」「社会主義圏が崩壊した今、中国の若者が他の国のために血を流す必要はない」
「平壌で親中政権の樹立を促進し、これが韓国に統合されるようにするべきだ」

 一言で言うと、中国にとっての北朝鮮の戦略的価値が低下してきているため、結局は北朝鮮を見捨てなければならない、というのだ。
もしも中国の中心部がこのように考えるなら、これは当然世の中がひっくり返るくらいの一大事となる。しかし、「戦略論者」たちは
いまだに主流とはいえず、実勢力も秘めていない。こうした内容の文章をフィナンシャルタイムズに投稿した鄧聿文は解雇された。
戦略論者たちの主張が説得力を持つような土壌ではないのだ。

>>2以降に続く)

柳根一(ユ・グンイル)

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版 2015/09/28 05:07
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2015/09/27/2015092700970.html

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