難民

1: 雪崩式ブレーンバスター(長野県)@\(^o^)/ 2015/09/12(土) 10:31:38.00 ID:H5PH3X+v0.net BE:323057825-PLT(12000) ポイント特典
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 「英国に行けば、家族を早く呼べると聞いた。でも、今は来たことを後悔している」。
英中部ウィガンのアパートで、シリア南部ダルアー出身のアタフ・アルジャラドさん(48)は何度も涙ぐんだ。
 難民申請をして十カ月。英政府からの五月の文書に「三カ月以内に結論が出る」とあったが、まだ連絡はない。
約三万人が難民申請している英国では、申請急増で認定までの期間が長期化している。
 内戦で、二階建ての家も歯科医師としての生活も破壊された。
妻と子ども四人を首都ダマスカスに避難させ、自分一人で昨秋、トルコから密航船で八日間かけてイタリアへ。フランスでトラックの荷台に忍び込み、降ろされたのが英中部リバプールだった。
 約二十キロ東のウィガンに移され、月百五十ポンド(約二万八千円)の手当で生活する。
米とジャガイモで自炊し、交通費も行き場もなく家に閉じこもる日々。
難民と認定されれば月二百二十五ポンドに増え、シリアの家族を呼び寄せられるが、その日は見えない。
 言葉の壁も大きい。ウィガンの難民支援団体「スワップ」によると、政府の予算削減で自治体による無料の英会話講座が廃止に。
 アルジャラドさんも英語が話せず、難民認定されても仕事に就けるか不安を抱える。「この国ではすべてが難しい。友人には、英国よりドイツに行くべきだとすすめた」
 難民や移民は、受け入れ先を強制的に割り振られる。ウィガンを含むイングランド北西部には四分の一が集まり、六月末で約七千四百人。
経済目的の移民らに反感を持つ住民との間であつれきも増している。
 イスラム過激派組織「イスラム国」(IS)が侵攻したシリア北部アインアルアラブ(クルド名コバニ)で、家族を爆撃で失ったアハメド・ミヒメッドさん(19)は、半年前に英国入りし、難民認定を待つ。
地元の若者からは、褐色の肌の人への「パキ」という差別語を浴び、家に石を投げられた。「いつか結婚もしたいが、未来が分からない」と唇をかんだ。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2015091202000117.html
欧州 難民危機 審査待ち 受け入れ国で差

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