米アップルの韓国シェアが11月は過去最高、サムスンに攻勢 | Reuters
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0KU2O120150121


［　２１日　ロイター］ - 米アップル(AAPL.O: 株価, 企業情報, レポート)が昨秋投入した新型スマートフォン（多機能携帯電話、スマホ）「ｉＰｈｏｎｅ
（アイフォーン）６」と「ｉＰｈｏｎｅ（アイフォーン）６プラス」を追い風に、サムスン電子(005930.KS: 株価, 企業情報, レポート)の牙城である韓国で市
場シェアを拡大させている。

香港の調査会社カウンターポイントが２１日発表したデータによると、韓国におけるアップルの昨年１１月の市場シェアは３３％と、過去最高に達
した。外国ブランドのシェアとしても過去最高となる。

一方、サムスンの市場は４６％に縮小。同社は過去５カ月、約６０％のシェアを維持していた。

カウンターポイントのアナリスト、トム・カン氏は「アイフォーン６と６プラスは韓国で競合他社のファブレットの販売を圧迫した」と指摘。容量６４、
もしくは１２８ギガバイト（ＧＢ）のアイフォーン６と６プラス機種が不足していなければ、アップルの市場シェアは「４０％の水準に達していた可能性
がある」と述べた。

多くの韓国のアナリストは、サムスンが２０１４年１０─１２月期にさらに市場シェアを縮小し、４四半期連続での縮小になると予想している。