韓国経済

1: ロンメル銭湯兵 ★@\(^o^)/ 2014/12/10(水) 20:26:51.51 ID:???.net
 「既得権益を打ち破る構造改革を進めなければ、日本と同じ轍(てつ)を踏むことになりかねない」

 ソウル市中区の大韓商工会議所で9日、「日本の景気低迷20年の教訓と韓国の政策課題」と題するセミナーが開かれ、
経済専門家が異口同音に発した警告だ。

 今回のセミナーは、国民経済諮問会議、韓国経済学会、大韓商工会議所が韓国経済の懸案事項を診断し、政策の
方向を提示するために共同で開いたものだ。セミナーに出席した専門家らは、韓国経済の現状が日本の「失われた20年」と
非常に似ていると指摘し、日本と同じ道を歩まないためには、労働面、産業面で構造改革を急がなければならないと指摘した。

  ・年金制度が弱い韓国

 専門家は、生産年齢人口の減少と高齢化という面で韓国経済が日本と似ていると診断した。日本は1994年に65歳以上の
高齢者の割合が14%を超え、高齢化社会に入ったほか、生産年齢人口の減少で経済成長が遅れた。1960-70年代に
9%近い高度成長を記録したが、90年代初めには0%台に成長率が落ち込んだ。

 韓国の老齢人口の割合は2011年に11.4%となり、高齢化社会が目前に迫っている。1960-80年代に韓国の経済成長率は
年平均9%を超えたが、現在は3%台にとどまっている。

 こうした人口構造の変化をとらえ、韓国経済研究院マクロ政策研究室のピョン・ヤンギュ室長は「韓国は日本のように老後に対する
心配から消費や投資が減少し、慢性的な内需低迷に陥る可能性がある」と指摘した。

 仮に韓国が日本型の長期不況に陥るならば、衝撃はさらに大きくなると警告されている。韓国経済学会の金正湜(キム・ジョンシク)
会長(延世大教授)は「日本とは異なり、年金制度が定着しないままで韓国が日本型の長期不況を迎えれば、福祉需要が増え、
財政赤字と政府債務が急増し、日本よりも衝撃が深刻化する可能性がある」と分析した。

  ・既得権益の打破を

 専門家は日本と同じ轍を踏まないためには、労働、教育、産業などの分野ごとに高コスト構造を打破する必要があると指摘する。
大企業、労組、医療・法律などのサービス業界、正社員などがさまざまな参入障壁を構築し、たやすく利益を得る現実を打破すべきとの
指摘だ。

 国民経済諮問会議のヒョン・ジョンテク副議長は「既得権益に安住し、利益を得るというレントシーキング(準地代追求)的経済構造を
打破することが、経済構造改革の重要点だ」と強調した。日本経済が専門のイ・ジピョンLG経済研究所研究員は「韓国は日本の
長期不況初期のように、資産バブルが深刻ではないという点でまだチャンスがある。労働市場やサービス産業などの改革を通じ、
長期不況の壁を越えるべきだ」と提言した。

 具体的な解決策としては、解雇を容易に行えるようにするほか、成果中心の賃金体系を導入する方向性が示された。金正湜会長は
「時間外勤務を減らし、雇用を増やすべきだ。定年延長は青年の失業を解消した上で推進すべきではないか」との意見だ。

 規制改革と企業の構造調整で未来の収入源を確保し、企業の競争力を強化すべきとの意見も出た。現代経済研究院の河泰亨
(ハ・テヒョン)院長は「規制は掛け算のゼロと同様、10個ある規制の9個を緩和しても、1個が残っていれば台無しになる。公務員には
規制緩和に成功した場合、昇給や昇進といったインセンティブを与える制度が求められる」と指摘した。

 韓国経済研究院のペ・サングン副院長は「最近サムスン、ハンファ間の大規模な事業譲渡があったが、サムスンに残ったままならば
日が当たらない存在だった系列企業が、ハンファでは中心的な存在になれるという見通しに基づいて推進されたものだ。破綻企業の
構造調整だけでなく、優良企業も適切な地位を模索する努力が伴うべきだ」と述べた。

 成均館大の金仁哲(キム・インチョル)名誉教授は「皆が解決策を知っていても、解決が難しい問題だ。各分野で少しずつ譲歩すべきだ」
と強調した。

崔炯碩(チェ・ヒョンソク)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版  2014/12/10 09:17
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/12/10/2014121000943.html

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