北海道新聞

1: これをピンチと言わずして◆aoV9UPlvFw 2014/03/15(土)12:07:22 ID:kaEHDzFJt
Jリーグ処分 反差別こそ世界の潮流(3月15日)

国内のスポーツの現場で排外主義がこれほど色濃く表明されたことに驚く。許し難い行為だ。

サッカーJリーグ1部(J1)の浦和対鳥栖戦の試合中、浦和のサポーターが会場内に「JAPANESE ONLY」
(日本人以外お断り)の横断幕を掲げた。

愛好者に広く開放されるべき会場から外国人を排除する悪意があったのは明らかだ。

サポーターの卑劣な行為は言うに及ばず、浦和が試合終了後まで横断幕を放置したことは極めて罪深い。
Jリーグのクラブを運営する資格さえ厳しく問われる。

Jリーグは差別を厳しく禁じる条項を規約に盛り込んでいる。

村井満チェアマンが「放置は差別に加担したのと同じだ」と浦和の行為を厳しく批判し、本拠地・埼玉スタジアム
での対清水戦(23日)を無観客試合とする処分を下したのは当然である。

無観客試合はJリーグ史上初の適用だ。事態の深刻さを考えれば決して重すぎる処分ではない。

幕を掲げたサポーターらに、試合への無期限入場禁止を科したのも相応の処分といえよう。

浦和は、差別はいかなる場合も許されず、その除去に毅然(きぜん)と立ち向かわなければならないことを
思い知るべきだ。サポーターを交え、クラブが一丸となって意識改革に取り組むことが急務だ。

Jリーグも各クラブへの規約の浸透を徹底しなければならない。

欧州では観客席からアフリカ系選手などへの罵倒や差別的行動が後を絶たない。その解消は各国が共通
に抱える問題だ。

今年6月にはブラジルでワールドカップ(W杯)が開かれる。国際サッカー連盟(FIFA)が昨年の総会で
「反人種差別・差別撲滅に関する決議」を採択したのも危機感の表れといえる。

だが、こうした差別的な行為はスポーツに限った話ではない。

在日韓国・朝鮮人などに対する街頭でのヘイトスピーチ(憎悪表現)をはじめ、国内では排外的な空気が
一段と強まっている。

京都地裁は昨年、「人種差別撤廃条約が禁じる人種差別に当たる」との判決を出した。人種や民族、宗教、
性別などに起因する差別は負の連鎖しか生まない。そのことを確認する必要がある。

国際化が進む中で、さまざまな文化的な背景を持つ人たちとの共生が問われている。今回の出来事を
踏まえ、反差別が世界の潮流であることをあらためて認識の原点に据えなければならない。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/editorial/527165.html

http://awabi.open2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1394852842/:

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