ウリナラファンタジー

1: 犇@犇φ ★ 2013/09/17 22:27:36
■金玉均が政権を掌握して日本を植民地化していたら…
   ~ 『最も燦爛たる帝国』 権テスン著

「歴史にIFは無い」が、小説ではいくらでも可能だ。ナチスと日本が第二次大戦で勝利して
米国を分割占領したという設定の『高い城の男』(フィリップ・K・ディック)や、これに影響を
受けた『悲鳴を探して』(卜鉅一)のような「代替歴史小説」だ。

高句麗が三国を統一していたら? 威化島回軍の代わりに遼東征伐が成功していたら?
我が国の人々がよくしてみる歴史の仮定だ。特に中国の東北工程、日本の侵略否認と
露骨な右傾化、国内の一部の歴史歪曲がぶつかっている最近では、最初から過去へと
直接乗り込んで歴史を再構成したいと考える場合も多い気がする。

この本は甲申政変(訳注:1884年、明治17年の出来事)が「3日天下」で終わらず、金
玉均(キム・オクキュン)が30年間政権を掌握して日本を植民地化し、その後継者である軍部は
さらに過激な膨張主義に出て、遂には米国と一戦を繰り広げるという内容を話の枠組みと
している。主人公である「私」はある日、米国にタイムマシンが実存するという話を聞いて、
私たちの恥ずかしい近代史を変えるためタイムトラベルを敢行する。歴史の現場で遭遇
する多彩なエピソードがあらすじだ。

植民地争奪戦に飛び込むほどの強国になった「帝国主義朝鮮の旭日昇天」を単純に描い
たのであれば「単なる怨念解消小説」以上でも以下でもなかったが、この本は絶妙の視点
を設定している。

著者は甲申政変を、私たちの近代史の流れを変えた重要な時点としてはいるが、金玉均
勢力とは違う考えを持つ主人公を前に出して、話の面白味と格を上げる。「歴史とは定義
することもできず正義も無い」という主人公の主張のように、著者は金玉均が主導した甲申
政変を、私たちの歴史の成功と結びつけ性急な判断を警戒する。

金玉均とは違った考えを持つ主人公「私」は、甲申政変の現場である郵政局に飛んで行って
偉業を邪魔したかと思えば、明成皇后に会って大韓帝国の民主化を模索し、大韓帝国と
米国の戦争を防止するために東奔西走する。

この過程における主人公との理念・見解の違いによる対立の構図、19世紀の時代の荒波に
対処しようとした開化思想家の朴珪壽、呉慶錫、劉大致との多方面に渡る対話は目新しい。

▽ソース:スポーツ京郷(韓国語)(2013/9/12 20:38)
http://sports.khan.co.kr/news/sk_index.html?cat=view&art_id=201309122038386&sec_id=560101
http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=sec&sid1=103&oid=144&aid=0000215430

▽別ソース:ソウル新聞(韓国語)(2013-09-12 10:12)
http://www.seoul.co.kr/news/newsView.php?id=20130912500011
http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=sec&sid1=103&oid=081&aid=0002361006

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