1: ニライカナイφ ★ 2014/01/29 11:41:22
◆東京で集会とデモ、「国連・人権勧告の実現を」
~75団体が賛同、「無償化」排除問題も課題に~
「国連・人権勧告の実現を!-すべての人に尊厳と人権を」(主催=同実行委員会)と
題する集会が25日、東京の代々木公園イベント広場野外ステージで開かれた。
「慰安婦」や「高校無償化」、ヘイトスピーチ問題、アイヌ、障がい者、女性への差別などの
問題に取り組んでいる団体の代表たちは、日本で深刻な人権侵害、差別が公然と
まかり通っていることに言及し、共闘を呼びかけた。
集会後に参加者たちは、多くの人出でにぎわう渋谷駅前をデモ行進し、
「日本政府は国連・人権勧告を順守せよ」「朝鮮学校だけ『無償化』制度から外すな」などの
シュプレヒコールを叫んだ。
写真:渋谷駅前をデモしながら朝鮮学校への「高校無償化」制度適用を訴える集会参加者たち
近年、日本の人権状況について国連の人権条約機関から相次いで勧告が出されているが、
日本政府は、勧告には法的拘束力がなく従う義務がないとの不当な立場を取り続けている。
このような状況で、様々な問題に取り組んでいる団体、個人が連携連帯することによって、
世論をより喚起させる目的で実行委員会が立ち上げられた。
主催者側によると、23日現在、これに賛同する人権団体、市民社会団体は75に及ぶ。
集会では、「戦争と女性への暴力」リサーチ・アクションセンター(VAWWRAC=バウラック)の
西野瑠美子さんが日本軍「慰安婦」問題について、移住労働者と連帯する全国ネットワークの
鳥井一平さんが外国人労働者差別について、障害者インターナショナル(DPI)日本会議の
今村登さんが障がい者問題について、在日同胞弁護士の康仙華さんが朝鮮学校が
「高校無償化」制度から排除されている問題について発言した。
康弁護士は、日本政府が制度発足当時から朝鮮学校のみを適用から除外してきた
経緯について説明し、「いま日本社会では、『朝鮮』という名のつくものに対しては
何をしても良いという風潮が少なからずある。
除外措置は、政府自らがこれを体現したものに他ならない」と批判した。
現在、「無償化」実現を求める裁判が大阪、愛知、広島、福岡に続いて東京でも近日中に始まる。
康弁護士は、裁判は単なる金銭的な問題ではなく、公権力による朝鮮学校差別を司法の場で
明るみにすることだとしながら、「在日朝鮮人の子どもたち一人ひとりが民族教育を受ける権利を
持っている。
その権利を実現する重要な意義を有している」と強調。協力と支援を呼びかけた。
集会ではこの他にも、特定秘密保護法、セクシャル・マイノリティー、部落差別、アイヌ問題、
沖縄・琉球問題、福島被災者問題、「日の丸・君が代」問題などに取り組んでいる各団体代表の
発言があった。
最後にまとめの発言をした「ヘイトスピーチとレイシズムを乗り越える国際ネットワーク」
(のりこえネット)の田中宏さんは、「日本は女性差別撤廃条約、こどもの権利条約や
人種差別撤廃条約など多くの国際条約を批准した。条約を受け入れたら
それに合わせて国内を変えなければならないのに、いっこうに変わらないという状況が続いている。
国際的な人権の基準をきちっと受け入れる仕組みをどうつくるのかがこれからの課題だ」としながら、
共闘をアピールした。
朝鮮新報 2014年01月28日 (14:21)
http://chosonsinbo.com/jp/2014/01/il-208/
~75団体が賛同、「無償化」排除問題も課題に~
「国連・人権勧告の実現を!-すべての人に尊厳と人権を」(主催=同実行委員会)と
題する集会が25日、東京の代々木公園イベント広場野外ステージで開かれた。
「慰安婦」や「高校無償化」、ヘイトスピーチ問題、アイヌ、障がい者、女性への差別などの
問題に取り組んでいる団体の代表たちは、日本で深刻な人権侵害、差別が公然と
まかり通っていることに言及し、共闘を呼びかけた。
集会後に参加者たちは、多くの人出でにぎわう渋谷駅前をデモ行進し、
「日本政府は国連・人権勧告を順守せよ」「朝鮮学校だけ『無償化』制度から外すな」などの
シュプレヒコールを叫んだ。
写真:渋谷駅前をデモしながら朝鮮学校への「高校無償化」制度適用を訴える集会参加者たち
近年、日本の人権状況について国連の人権条約機関から相次いで勧告が出されているが、
日本政府は、勧告には法的拘束力がなく従う義務がないとの不当な立場を取り続けている。
このような状況で、様々な問題に取り組んでいる団体、個人が連携連帯することによって、
世論をより喚起させる目的で実行委員会が立ち上げられた。
主催者側によると、23日現在、これに賛同する人権団体、市民社会団体は75に及ぶ。
集会では、「戦争と女性への暴力」リサーチ・アクションセンター(VAWWRAC=バウラック)の
西野瑠美子さんが日本軍「慰安婦」問題について、移住労働者と連帯する全国ネットワークの
鳥井一平さんが外国人労働者差別について、障害者インターナショナル(DPI)日本会議の
今村登さんが障がい者問題について、在日同胞弁護士の康仙華さんが朝鮮学校が
「高校無償化」制度から排除されている問題について発言した。
康弁護士は、日本政府が制度発足当時から朝鮮学校のみを適用から除外してきた
経緯について説明し、「いま日本社会では、『朝鮮』という名のつくものに対しては
何をしても良いという風潮が少なからずある。
除外措置は、政府自らがこれを体現したものに他ならない」と批判した。
現在、「無償化」実現を求める裁判が大阪、愛知、広島、福岡に続いて東京でも近日中に始まる。
康弁護士は、裁判は単なる金銭的な問題ではなく、公権力による朝鮮学校差別を司法の場で
明るみにすることだとしながら、「在日朝鮮人の子どもたち一人ひとりが民族教育を受ける権利を
持っている。
その権利を実現する重要な意義を有している」と強調。協力と支援を呼びかけた。
集会ではこの他にも、特定秘密保護法、セクシャル・マイノリティー、部落差別、アイヌ問題、
沖縄・琉球問題、福島被災者問題、「日の丸・君が代」問題などに取り組んでいる各団体代表の
発言があった。
最後にまとめの発言をした「ヘイトスピーチとレイシズムを乗り越える国際ネットワーク」
(のりこえネット)の田中宏さんは、「日本は女性差別撤廃条約、こどもの権利条約や
人種差別撤廃条約など多くの国際条約を批准した。条約を受け入れたら
それに合わせて国内を変えなければならないのに、いっこうに変わらないという状況が続いている。
国際的な人権の基準をきちっと受け入れる仕組みをどうつくるのかがこれからの課題だ」としながら、
共闘をアピールした。
朝鮮新報 2014年01月28日 (14:21)
http://chosonsinbo.com/jp/2014/01/il-208/
【【(・∀・)カエレ!!】日本では朝鮮には何もしても良いという風潮がある。朝鮮高校無償化除外はその体現。国連・人権勧告順守を…東京でデモ】の続きを読む